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カメラ片手に歴史散歩は、信玄公ゆかりの地と神社及び古墳を紹介しています。

万寿森古墳

 この古墳は円墳で直径25mと大きいのですが、古墳周辺に駐車場があるので案内板がないと見過ごしてしまう可能性があります。まわりは住宅街になっています。
 石室は扉が付けられていて内部を見ることができません。見学に行ったのが夏の時期でしたので草が茂っていて全体がうまく把握できませんでした。この古墳を見るのは冬のほうが良さそうです。

案内板

 この古墳は、今から1450年ほど前の6世紀中頃に造られた古代の首長墓です。墳丘は、直径約25m、高さ約5mを測り、円墳形をしています。
 南方に開□している横穴式石室は、両袖型の構造をもち、奥壁、側壁とも自然石による乱石積みで、大きさは全長14.2m、玄室の長さ7.9m、奥壁の幅2.44m、高さ3.3mの規模を有しています。年代的には、干塚にある加牟那塚カロ古墳より先行すると見られており、この地域や甲府盆地北部一帯の開発と権力者の出現を考えるうえで重要な資料となっています。
江戸時代には、火薬の貯蔵庫に利用したと伝えられ、このことから煙硝蔵ともよばれてきました。
「甲府市教育委員会」案内板より引用

概要

所在地 甲府市湯村
墳形 円墳
規模 直径 約25m
高さ 5m
築造 6世紀中頃
出土物
備考 江戸時代には、火薬の貯蔵庫に利用したと伝えられていて、煙硝蔵ともよばれていた。

全体

入口

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