湯村1号墳案内板
この古墳は、今から約1300年ほど前に造られた古代人のお墓です。普通の古墳が土を盛り上げて築かれるのに対して、この古墳は礫を積み上げて造つているところから「積石塚」と呼ばれています。
積石塚は、山梨県でも甲府盆地北部の山麓部に限って集中してみられるもので、現在、横根・桜井両町を中心に180基余りが確認されています。形態的にめすらしい積石塚が、こんなに集中して残っている地域は、外には長野県の松代盆地があるだけで、全国的にみても非常に貴重な文化財といえるでしょう。湯村山には、この1号墳を含めて、東南麓に5基、西麓の塩沢寺裏手に2基、計7基の積石塚が知られています。
甲府市教育委員会看板より引用