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カメラ片手に歴史散歩は、信玄公ゆかりの地と神社及び古墳を紹介しています。

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姥塚古墳古墳

概要

所在地 山梨県笛吹市御坂朝井之上
墳形 円墳
規模 40m
高さ 10m
主体部 構造 片袖型横穴式石室
規模 全長      :17.45m
玄室長さ:9m
奥壁幅   :3.3m
高さ       :3.6m
羨道長さ :8.54m
幅          :2.4m
高さ        :2.5m
築造 6世紀後半
出土物 古い時期に開口していたため不明
備考
寺院の境内にある古墳です。円墳としては東日本随一の大きな古墳です。葺石、埴輪はありません。古くから石室が開放されていましたので副葬品は不明です。石室の中には古くから観音様が納められています。

案内板

約1600年前、この地方に住んでいた豪族の墓で東日本随一の横穴式古墳と言われています。塚の高さ10m、塚の周囲157m、石室の間口3m、奥行き15m、天井の高さ2.5mで奥の方はもっと広く高くなっています。
 石室の奥には古くから観音様が祀られていますが、像は木彫 等身大で藤原時代の名作です。毎年三月初午の日に祭典が行われています。
 この塚は大昔 谷間の百合姫という力の強い山姥が、大男と協奏して一晩のうちに造ったので姥塚としし、また聖徳太子が甲斐に入ったとき、この地で愛馬がたおれ、その馬をほおむったの賀この塚でそのために御馬塚(おまんばづか)というのだという伝説があります。現在、姥塚または御馬塚というのは、この辺一体の地名となっています。
山梨県教育委員会、笛吹市教育委員会、慈眼寺 南照院 案内板より

全体

東日本最大の円墳というだけのことはあります。巨大な古墳です。小山ですね。

南照院境内

南照院の裏手に姥塚古墳はあります。

鳥居

正一位稲荷大明神があります。

石室入り口

石室の入り口です。石室はかなり古い時代に開放されて中に観音様が納められています。

石室内部

古墳が巨大なので石室内部も大きいです。
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