由来
武田氏滅亡後、甲府城の築城に際して、躑躅ヶ崎館周辺より甲府城下町の外縁部に移転再建された社寺が多く知られていますが、八雲神社もその1つと伝えられています。その由緒については、近世・近代に編さんされた礫書などにも記述がなく、また大正11年の火災により諸記録を失っていることから不明な部分が多いのですが、氏子総数が1200戸と多いことなどから、府会進行を集めた往時を伺うことができます。現在の本殿は火災の翌年に再建されたもので、消失をまぬがれた御神体を今日も祀っています。
甲府市教育委員会看板より引用